水族館

真冬のパースの浜辺

accompanied personのプログラムの水族館見学は、自分で考える必要無しというのが魅力で参加する事にした。貸し切りのミニバスで、運転手兼ガイドの案内で海岸線を北上。オーストラリア英語は手強い。気を許すとたちまち何の話か五里霧中になる。一生懸命いろいろ言ってくださるのですが、まわりに日本人が多くて日本語から英語になかなか切り替わらないのもあって、頭にしみこむまで時間がかかる。反応が1タイミングどころか2〜3タイミング以上遅れて、結局反応無しになる。

水族館は大きな水槽に、ウェストオーストラリアの魚が入れてあり、サメとエイがゆったりと泳いでいた。たっぷり見て回って、外に出た後は、脇のアーケード街(?)で食事。浜辺では、水浴びしている人たちが騒いでいた。確かここは冬だったよね〜?地中海性気候とやらで、結構暖かいしお日様も暑いくらい。山形から来た人が山形と変わらないと言っていた。


夕食とその後の1時間くらいの刑務所見学というイベントに参加。何種類かの料理から選ぶのに、平凡なのはつまらないからなんだか分からないけどseafoodと言うのを注文。来たのはムール貝のスパイススープ。当たり!だった。日本じゃカラスガイなんてどこに出もあるよね〜、自前で採集してやってみようか?なんて笑ったのでした。

その後使われなくなった刑務所の見学。1人に1つ小さな懐中電灯が手渡されて20〜25人くらいのグループでガイドの後をついて歩く。

不良少年を収容した部分、大人の男、女性用の建物見回した辺りの説明を受けて、男性用の方に入っていく。ごく普通に話しているうちに何となく怪談じたての話に変化。突然大きな音と共に人形が落ちてくる。刑務所暮らしに耐えられなくて自殺した人が多かったらしい。言う事を聞かない連中を入れた独房からも突然大声を上げて囚人スタイルの男性が出てくる。黒と黄色のピエロみたいな衣装にちょっとビックリ。後でガイドに聞くと、ちくちくするウールでできていて、皆それを着せられたらしい。処刑場まで見せて頂いて、9時頃見学終わり。他にも地下に迷路のようになった水路があって昼間はその見学もできるらしい。なかなか面白い見学会でした。