難破船にポンプ場

バーベキュー?

午前中は同伴者用の短いプログラムに午後は会議参加者全体向けのバス旅行。どっちも参加する事にしたのでホテルのロビーに時間になったら降りていく。今まで夫について行った会議は、日本人が少なかったのだけど、今回は地元民より日本人の方が多い?と言いたくなるくらい居るので、必ず誰か日本人が居る。と言う事はずぼらな私の英語を話す気、聞く気は、出てこない。


午前中のshipwreck museumは入場料お志。入口で館長さんのご紹介があって会議の会長夫人の旧知の方のため特別にご案内頂けるという。あらそれはそれは、なんてなだれ込んじゃったのでお志を入れ損ねて結局入場無料という事になってしまった。ガイド付きなら払うべきだったのに。。。と思いつつ見て歩く。Perth付近の海(インド洋)は、浅瀬が多くて数々の船が沈んだらしい。まず入ったところに海の中で形を残していた1/4の船体が展示してあった。家の中に入ってしまうと、船っておおき〜〜〜〜い!(当たり前だけど)


難破船に積まれていた、貨幣、陶器、ガラス器、香料、ある町の建物に付けるはずだった建物の門、船に装備された大砲、錨、等々、館長さんの説明付きはやっぱり展示の内容が分かるので、なかなか面白かった!


午後はホテルの前のバスに乗って会議場のMurdoch Universityを通ってPerth HIllへ。北半球の日本やヨーロッパから来た方達には山とは思えないでしょうがと案内する人がいうとおりちょっと高くなってる森へ一走り。Perthの水源という話を聞かされた。それで、ポンプ場を見学しますといったところには、大きな蒸気機関が2台。水を送った古いパイプは今のように継ぎ目無しで作る事ができなかったので、鉄板を丸めて組み合わせて作ったものが展示されて、当初水を送るのにいかに苦労したかなんて説明を受けた。


次の部屋で地図にポンプ場の位置を示した模型を見た。それで、日本と違ってほとんど高低差のないオーストラリアでは、水を送るのに、ちょっと傾斜を多くして、サイホン現象使ってなんて訳にはいかいかなかったのだと、このポンプの重要性をやっと認識。


その後はアボリジニのガイド2人が、そのあたりの自然や自然をいかに利用して暮らしていたかという話を聞かせてくれた。ブーメランの実演もあって、何人かが実際にとばさせて貰っていた。あっちにカンガルーが居るよ!と教えて貰って見に行って、後は夕食。バーベキューと言っていたけれど、料理しているところを見せるだけで、結局はビュッフェスタイルでお皿に各自とりわけ、思い思いの席でお話。このとき隣になった方は珍しくオーストラリア人。ほかにテーブルにいたのは、スエーデンにドイツにハンガリー、そして日本人だったのでした。