愛藍人・文字

ツィッターでいろいろ見てたら、藍染人間国宝になった千葉あやのさんは、宮城県栗原市の方だとわかった。ずっと前に、着物の雑誌で千葉あやのさんの着物を見たのだけど、なんとなく西日本の人だと思い込んでいた。宮城なら、仙台に行ったら、行けるはず。で、調べたら、千葉家の隣に、表記の「愛藍人・文字(あいらんど もんじ)(https://www.kurihara-kb.net/publics/index/41/)と言う名の施設があると分かった。説明を読むと藍染製品もあり、染めの様子も見られそうだし、ついでに野菜も買えそうだ。これは行ってみるしかない。仙台宮城から東北道に乗って、ナビを頼りにお出かけ。土地勘がない時のナビは、とっても頼りになる。

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なんだか寂れた建物前に到着。入り口に平成8年に、ウルグァイラウンド関連で建てたものとの表示。建った頃は人がたくさん来たのかな?中は閑散として、藍染製品が灯りを消した、暗いコーナーに置かれ、反対側には、からの商品台。昔はお野菜売ってたのかなと、想像。その奥に食堂。店員さんがひとり。周りの様子を見てこようと外へ出る。

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赤い屋根の千葉家と右側に見えるのが、愛藍人・文字の建物。

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正藍染掲示板。

もう一度先ほどの建物に戻って、レストランの女性に藍染の話を聞いてみた。6月になったらと、一言でおしまい。

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食堂と反対側の作業場らしきコーナーが見える隙間をちょっと覗いてみたけれど全くなんの気配もしない。明日から6月ですが?明日なら何かみせてもらえるのかな?

ほとんど12時だったのだけど、気を削がれて食事はせず、駐車場へ。ふと見ると道路の先に川、その先段丘になっていて、上の方に水車が見えた。あれ何?と好奇心。車に乗って川向こうへ。

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二連になった水車なんて初めて見た!

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二連の水車が組み上げた水を左右に流し更に二本の小川になって左右に流れてる!すごいシステム!

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来る途中、あちこちで長屋門を見たし、こんな水車があったり、室町時代からの宿場町として賑わっていたと言うのが実感出来るドライブでした。

 

最後に前日検索して見つけた「たかもりの湯」と言う日帰り温泉施設で一息入れて、仙台に帰ってきました。

 

2,3日後電話で、藍建の見学は可能なのか、合わせて藍染の作業場の見学についても問い合わせてみた。電話に出た方によれば、藍建は、5月中に済んでいる。建てるのはな、昼間仕事をしている方達なので夜、千葉まつえさんの指導で建てている。見学出来るかどうかはその方達に聞いてみないと分からない。染め場は、染めをしている時に見ることができるが、いつも染めているわけでは無いので、染めている時に行かないと、見ることはできない。染めていないときは、見せない。と言うことでした。