Ladies Program?

Kasteel de haar

 地味な学会で特別プログラム無しなので、accompanied person としては、自前で考える必要がある。アムステルダムに出てオランダ学派の絵を見ると言うのも一案だったのだが、ユトレヒトまでの景色を見ていて、郊外にでるほうがおもしろそうと考えを変えた。
 まずツーリストインフォメーションに行き、地図を手に入れ、大きな本屋の場所を聞き、出かけていって図鑑と辞書を手に入れた。何しろオランダ語なんて何も分からないから、手助けになりそうな、そして多分二度と使わないだろうから安い英蘭辞典を買ってみた。ちょっと小さすぎて、図鑑の訳には使い物に成らず。。。多分日本で蘭和辞典買った方が役に立ちそうと大きい辞典はやめる。
 次はオランダ名物自転車。貸し自転車屋を探して駅のインフォメーションで聞いたら教えてくれた自転車屋は全て出払いました!だって。又探すのも時間がかかるのでバスで郊外のKasteel de Haarと言うお城を目指す。庭園が良いというガイドブックの説明でそこに決めた。
 城内はツアーを申し込まないと見ることが出来ない。英語のツアーは数が無いので、庭園だけ見ることにする。お城らしい(?)整備された大きな池と花壇がお城の正面にあって後は自然な林。フランスで見た大きな庭園は庭より林の方が幾何学的でびっくりだったけれど、こちらはごく自然。
 カモ、ハクチョウ、バン等の水鳥が子連れでのんびりしていた。日本では冬鳥だけど、オランダでは夏鳥なのだと妙に納得。小鳥の声も聞こえるが姿は、葉の陰でちらりと見えるだけ。どこに行こうと鳥見は冬、らしい。