レーゲンスブルグ

午前中は一人で歩き回る事になったので、まずインフォメーションに行き地図を貰う。このインフォメーション、昔のタウンホールで内部を見ることができるという話だったので、どこからはいるのだろうと周りを回って見つけた階段を登ってみる。既に二人居たので、そのあたりの張り紙を見ていたら、人が出てきたので、イングリッシュツアーの時間を聞くと、今日はお祭りで午後のツアーがないから、ドイツ語のみ。ただ、英語のパンフレットはあるのでそれを見ながら一緒に回れるとのこと。早速参加。神聖ローマ帝国の時代からの重要な建物だったらしい。。。位の読解でぐるっと見て回る。途中先ほどのお二人が時間がないと居なくなって、英語のガイドツアーになって、ラッキー。ガイドブックにあった、拷問室が地下に。ここの拷問の道具は全て往時使われて多もので、他の所にある再現品とは違う貴重なものなのだとか。最後に行ったところは広い倉庫のような場所。大砲類と共に大きな天秤が天井から。レーゲンスブルグは塩の取引がメインで発展した町で、その天秤もそのためのものだとか。1メートル以上の棒でできた天秤は取引量が多かったことを如実に物語っていました。

その後相も変わらず本屋へ。又図鑑類を買い込んで、次は道具やさん探し。我が家で使っているドイツ製の鍋を一つ買い足したいと思っていた。探し当てたデパートも小売店もただいまセール中。デパートは8こ組で、5万円くらい。日本で買ったら15万は行くのじゃないかと思うけど、1つしかいらないのだ。絶対分割しません、ということで断念。小売りの方はサイズが無かった。探しながら鍋もって帰るの重いだろうな〜とか思ったら、買う気が失せてそれ以上探すのやめてしまった。

次は橋。12世紀にできたというThe Old Stone Bridge。ドナウ川の中州が途中にありそこで、テントを張ってお祭りの準備をしているのが橋からよく見える。後で絶対見に行こうと決めて、街に戻り、古いドーム教会へ。教会の持つ宝物殿に入ると一部屋全部金で出来た品々。日本で見る金を使った道具より、ぎらぎらと権力の輝きに見える。2階は代々のビショップの衣装。これも豪華な織りに刺繍。聖職者というのは、清く正しくはあっても、貧しくということはないらしい。

夜になって、さっきのドナウの中州へ。Regensburger Spectaculum Mittelaltermarktという催しらしい。(どういう意味?辞書はどこ?)テントの中の主催メンバーは皆さん中世の衣装を着て、そぞろ歩きのお客もごく普通の人もいるけれど、同じように中世スタイルの人が居たりしてお遊び気分満点。ビールや軽食の屋台の他に、木工細工、布細工、革細工、輪投げや弓の的あてなど、お祭りの縁日と同じ。革の小さなサイフを一つ手に入れ、夕食にビールをのんで、幸せ気分でホテルに帰ったのでした。