重要文化財「旧高橋家住宅」

旧高橋家住宅

里山観察会と称して市民参加を呼びかけて、何時も手入れしている斜面林を3カ所巡る会。朝霞の目玉とも言うべき重要文化財に指定された旧高橋家住宅が道筋にあるのでついでに見学。
時代的には江戸時代中期。埼玉県で2、3番目に古い住宅。建物だけでなく後ろの屋敷林と家の続きの畑の部分まで一緒だというのがちょっと嬉しい。但しすぐ隣にできた市民センターはちょっといただけない。もう少し間を開けて欲しかったな〜。国に怒られたという屋敷林も、復活は結構大変そうだぞ!とながめた。
屋敷じゃない住宅の説明は、とても丁寧で詳しくビックリ。市の職員なんてと思っていたのが大間違い。後で知ってる人に聞いたら彼は特別だとか。ああいう人は移動させずにずっと文化財課で活躍して欲しい物です。重要文化財なんて言う物は立派な物と言う概念に反して、ごくごく平凡な庶民の住宅がこんなに長い間残っていた!と言う珍しさ、庶民の生活を実証出来る建物があると言うことが重要という文化財だから、おもしろい。
軒に干し柿を作るべく柿が干してあった。しばらく前にここの運営を手伝うボランティアを募集していたけれど、その人達が作ったのかな〜?なんて見てきた。
会の主催者としてはのんびりもしてられなかったので、ざっと見ただけなので、こんどはのんびり見に行きたい。