写真日記 ヤマメ

山小屋のそばを流れる小川にヤマメの稚魚を放すというご近所さんが現れて、放流現場におじゃました。昨日の暖かさとうってかわって寒いどんよりした朝だったのがいよいよ放流というときになったら雪がわっと降り始めた。ひぇ〜寒そうと、スキーのアノラックを羽織って出かけた。

まだ7、8センチくらいの稚魚で去年の11月3日に群馬県が卵をくばったのを水槽で育てたというお話でした。300粒の卵なんてほんの少しだったのですよ。それが一寸目を放すとあっぷあっぷしてしまったり、水換えにも小一時間かかったりと育てる手間は大変のものだったようです。

運ばれたビニール袋をしばらく川にいれておいてから放流。川に放した直後にお魚さんを写してみました。写真が小さいからうまく見えるかどうか?大きく育つといいな〜と見守りました。一斉に流れに逆らって川上向かってならび三々五々散らばって行きました。

これからこの付近の住民が見守る予定です。昔は手づかみで取れるほどお魚がいたという話がまた現実になるといいのですが。お山に来る楽しみがまた増えました。