学校ビオトープ

柳瀬荘の門

誘われて学校ビオトープの見学に行って来た。最初は志木小学校。昔々の学校の場所は知っていたのが行ってみたら、小学校と図書館と公民館が合体していて、あれ?小学校はどこ?と言う気分。参観者はまず階段を上って、ガードマンから入館証をもらって、入校。ここのビオトープは屋上にあると言うことで構内を案内されて階段を上って理科室を通ってさらに屋上への階段を上ってたどりつく。水を循環させた水路、周りにアキノキリンソウとガマノホが茶色い固まりになっていた。できてから3年という。木は植えた物と、鳥が運んできた物。草は持ち込んだ土にあった種と鳥や風が運んできた物だとか。今年の夏にはカルガモが子育てをし、1匹巣立ったと言う話を聞いた。土の暑さは60センチ。この狭い屋上にクヌギが2本、柳もハンノキも植わっていてどうするの?と聞いたら、もう少しのびたところでみんな半分に着る予定だとか。案内してくれた生態系保護協会志木支部の方の話では、どうしても作る段階から関与していないと、よほどよく分かった造園業者が入らない限り、庭園用の木が植えられてしまって。。。とのこと。
次に行ったのは、三芳町の竹間沢小学校。こちらは校舎の裏門近くに池を掘って、周りに近くの土を持ってきて盛り土したり雑木林の苗を持ってきたりして作ったビオトープ。道行く人からも見え、道路沿いのフェンスには案内板も設置。農家の多い地域で始めは、手入れもしないでなんだ!と言う人たちもいたけれど、参加している子供たちが家に帰って説明するようになってからは黙ってみていてもらえるようになったとか。ビオトープって何?ビオトープを作ったり、手入れをしたりなんて面倒という先生がまだまだ多くて、と言う話も聞こえてきたり。
学校ビオトープの一端を見せていただいてきました。