アミューズ ミュージアム

国立博物館に行こうと誘われた。じゃついでに私の行きたいアミューズミュージアムとはしごで見に行こうと返事。ところが前日に、行けなくなったの連絡。じゃ、とアミューズミュージアムだけ見に行った。見たいのは民俗学者が集めたという麻で出来多、庶民の着物。浅草のどこにあるのだ?と調べたら出てきたHP(http://www.amusemuseum.com/) 。

アミューズミュージアムの建物の前で、入口はどこ?と見ると喫茶店らしい入口がミュージアムの入口も兼ねているらしい。入ると2階に誘導されてそこで入場料を払って展示会場へ。2階、3階、6階の3カ所が会場。入口でいただいたパンフレットが写真。

ボロ
ボロ posted by (C)Narja

2階に上がったところに鮭の皮とアザラシの皮で出来た靴がまず展示されていた。靴底に鮭のヒレがあった。説明を読むとこのヒレが滑り止めになるのだと書いてある。前に鮭の皮を使った服を見たことがあったが、魚の皮が靴にまで出来るほどしっかりしているなんてちょっとビックリ。

会場にはいると先ずは、まさに着古された着物、きもの、キモノ。麻のキモノに何枚も次をあて、重ねて中にされにボロの麻を入れて。。。硬い麻のキモノがさらに重くなって、重さが暖かさになるというのが目に見えるよう。だけど肩が凝っただろうな〜と現代のお気楽人間の感想も浮かんでくる。

安い衣類を買って、1年着たら捨てて、新しい物をまた買う。という現代の間反対の生活の中で大事に大事に使われ着回されたキモノ類。女性も働くときはズボンのようなタッツケを穿いて家に帰ると長着に着替えたという、その長着も麻。

次の展示会場では、黒澤明監督が映画で使用した再現キモノ。

その次にあったのが刺し子。何と言っていいのか分からないくらい、迫力ある刺し子の衣装!行った甲斐があったという物。

最後の6階に行くまでの階段に浮世絵が展示されている。東海道53次を久し振りに全部見た。青森で1か月習ってきたという方々が地機を織っていたが、どの程度熱心に習ってきたのか?教え方が熱心じゃなかったのか?ちょっと疑問のある織り方でした。