ただいま〜♪

風車博物館

ふ〜〜、たどり着いた!
行く時はエンヤコラとスーツケースを引きずって、機内持ち込みようの荷物も担いで成田まで出かけていった。
何年前だか忘れたけれどそれが当然と思っていたら、check in counterの前に宅配便のコーナーが。
お家からお荷物送れば気楽に来れたのだ。それなら帰りに利用しようと、今日早速頼んでみた。
10時過ぎに頼んで5時頃到着。次回(←あるのか?)絶対又利用しよっと。


成田からまず着いたのがアムステルダムスキポール空港
ユトレヒトに向かう電車から外の景色を眺めていたら、あちこち風車が回ってる。
え〜、まだ働いてる!
風車は、船の帆と同じように布の帆が張られて回ってるのだと発見。
広い牧場とたくさんの用水路、そして風車が絵はがきのような景色になっていた。


写真の風車は、ライデンの風車博物館。
大きな石臼や木製の歯車と滑車。風車のてっぺんまでず〜と登って行く間に、
その昔使われたいろいろな道具がありました。
確か昔読んだ「風車小屋便り」という本でも風車は粉屋さんだった。と、
風車は粉ひきのためと信じてしまったのでした。


ところがまったく別なところでお話しした方に、風車は、オランダの低地から
水を汲み上げて排出するためのポンプとしても使われていたと聞いてびっくり。
そう言えば列車から見えた風車はみんな水路の脇に立っていた。
その上、週一回、土曜日だけボランティアが奉仕で風車を回しているのだとも教えてくれた。
ついた日は土曜日。それであちこちの風車が勢いよく回っていたのでした。


ポンプとして働いていた風車はもう実用には成らないけれど、粉ひきの風車はまだ、オランダ全体で20数台は現役なのだとか。
機械引きより石臼引きを喜ぶパン好きが、争って買いに行く
パン屋さんのために働いているらしい。